木更津暫定配備=陸自・佐賀難航で防衛省調整

しんぶん赤旗 2018.3.27

陸上自衛隊が導入する垂直離着陸輸送機オスプレイについて、陸自へリ事故の影響などで予定していた佐賀空港(佐賀市)への配備の見通しが立たないため、木更津駐屯地(千葉県木更津市)を暫定配備先とする方向で防衛省が調整していることが26日、分かりました。初号機調達は11月になる見通しです。

木更津駐屯地は佐賀空港に比べて南西諸島から遠く、27日に発足する〝日本版海兵隊〟といわれる「水陸機動団」の拠点となる相浦駐屯地(長崎県佐世保市)からも距離があります。陸自内では、有事にオスプレイを使って機動団を展開させる上で、即応性に支障が出るとする声もあります。

陸自は、2018〜21年度にオスプレイ17機を順次配備する方針。佐賀空港の西側隣接地に格納庫などを置く駐屯地を整備する計画ですが、地権者らの理解が得られず用地取得が難航。2月には佐賀県神埼市で起きた陸自ヘリ墜落事故で不安が高まり、四年度中の配備は難しいと判断しました。

防衛省は同年度納入の5機については、米軍が運用するオスプレイの定期整備施設がある木更樟駐屯地に暫定配備する方向で検討しています。

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