共闘広がり実を結ぶ=やった「村越市長」
公約を先取りタウンミーティング重ね

しんぶん赤旗 2018.4.24

 

22日投開票で行われた千葉県市川市長選。午後11時20分すぎ、当確の一報が流れた瞬間、待ちわびた喜びが爆発しました。歓声と大きな拍手に包まれた事務所に、村越ひろたみ氏が到着すると、満面に笑みを浮かべた多くの市民、村越氏を応援した野党各党の議員らが握手や抱擁で出迎えました。市民と野党の共同で勝ち取った勝利を象徴する光景でした。

市川市長選(投票率33.97%、前回より3.21ポイント増)は、市民と野党の共同候補・村越氏の他に、保守系2候補が立つ大激戦で争われました。その結果、村越ひろたみ氏(44)=日本共産党、立憲民主党、民進党、社民党、自由党、新社会党、市民ネット千葉県、緑の党の各党と連合千葉・東京や「市民に優しい市長を選ぶ会(市民の会)」が推薦=が、4万6143票を獲得し、接戦を制し新市長に当選しました。

市民と野党の共闘の流れが村越勝利を呼び込みました。共闘のきっかけは、原発事故以降に広がった反原発運動や、戦争法反対での市民運動の広がりの合流にありました。

それは、2017年3月の千葉県知事選挙での市民の勝手連となり、その上に発展したのが「市民の会」でした。その流れに、総選挙での野党共闘の流れも合流し、市民と野党の共闘は太く強くなりました。その力が今回、村越氏を押し上げたのです。

村越氏は、月1回のタウンミーティングを公約にするなど、市民本位の市政への転換と、豊かな財政を市民に還元する政策を掲げました。再選挙が決まってからの約4カ月間、公約を先取りし、16回以上に及ぶタウンミーティングを重ねてきました。

15日にJR本八幡駅で行った第一声で村越氏は「(選挙をたたかう中で)どなたも『がんばってね』と言わない。みなさん『頑張りましょう』とおっしゃってくださる」と語りました。選挙戦は文字通り、政党や労働組合、市民が一丸となったたたかいでした。

さらに安倍政権と対時(たいじ)する「市民と野党の共同」という枠組みを貫いた姿勢が、森友・加計疑惑、公文書改ざん・隠蔽(いんぺい)問題、働き方改悪や、セクハラ問題などの政権の不祥事に対する批判票の受け皿になりました。

当選後、「ここに集まった多くの政党関係者や市民団体の皆さんの力が結集した結果だと思う。これからたくさんの課題に向けて皆さんの力を一つにして、また頑張りたい」と語った村越氏。集まった市民かちは「ずっと応援してきでよかった」との言葉が上がりました。

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