計画ありきの大型道路=丸山県議ら説明求める

しんぶん赤旗 2018.4.25

 

千葉県の湾岸地域に新たに大型道路建設計画が検討されていることをめぐり、日本共産党の丸山慎一県議と「三番瀬を守る会」などは17日、県庁内で国土交通省、県に説明を求めました。

国交省は、道路計画の理由について、渋滞が湾岸地域に多くある石油精製企業からのエネルギー輸送の阻害要因になっていること。今後、千葉港の機能強化や、商業施設などの開発計画に伴い突通量の増加が予測されるとして、「渋滞緩和や生産性の向上を図るため具体的な道路ネットワークを計画し、具現化を図る」と説明しました。

これに対し、丸山県議は、自然や人の環境に大きな負担がかかり莫大(ばくだい)な費用がかかる計画に対して、渋滞緩和に向けた明確な目標がなく、人口減少も考慮されていない同計画に、「計画ありきの事業に県民が納得できるわけがない」と批判しました。

参加者からは、「渋滞解消は、大型事業じゃなくても道路改良工事で効果が出ている。自然環境に配慮した計画を求める」「この計画が、三番瀬を埋め立てて造る第2湾岸道路構想も含まれることになれば貴重な干潟である三番瀬の環境を壊すことになる」などの意見が出されました。

国交省は、同計画に第2湾岸道路構想が含まれることを否定しませんでした。

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