自衛隊明記の改憲反対・千葉県弁護士会が決議採択

しんぶん赤旗 2018.5.24

  記者会見する弁護士の方々

千葉県弁護士会(拝師徳彦会長)は23日、県庁記者クラブで記者会見を開き、18日の定期総会で、「必要な自衛の措置をとるための実力組織としての自衛隊を保持する」との自民党の憲法「改正」案に反対する決議を採択したことを明らかにしました。

同決議は、賛成129、反対56、棄権27で採択。記者会見で、拝師会長は「自衛隊明記の『加憲』案に明確に反対した決議の採択は全国的にも初めてではないか」と述べました。

憲法問題特別委員会の植竹和弘委員長が同決議の内容を説明。日本国憲法は、基本的人権の尊重、国民主権、恒久平和主義を基本原理として、先の大戦で、国内外で甚大な犠牲者を出し、深い惨禍をもたらしたことへの反省を踏まえて制定されたと強調。「自民党の憲法『改正』案は、自衛隊を実力組織として明記することであり、9条2項の戦力を持たない、交戦権は否認する条項が空文化することになる」と指摘し、「自衛隊が憲法上の組織として認められると、防衛予算に歯止めがなくなり、さらには徴兵制度への道を開くことになりかねない」と述べました。

記者会見には、大石聡子県弁護士会副会長、守川幸男、舩澤弘行両弁護士が同席しました。

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